Adventure has just begun.

2016/12/20

蚕桑研究会の桑苗づくり

0 件のコメント
甘楽富岡蚕桑研究会の桑苗づくり
先週金曜日と日曜日に開催された甘楽富岡蚕桑研究会の桑苗づくりに参加してきました。
今年の春に接木した桑を掘り起こし、来年の彼岸頃までまとめて寝かします。


引っこ抜いた桑の根っこの部分
引っこ抜いた桑の根っこの部分
私はきちんと農業を学んだことがなく、ここらへんの知識は乏しいので認識が違ってることもあるかもしれないけど、、、

写真の折れ曲がっている部分が実生(種から発芽した根っこ)と接木した枝の結び目です。
ちゃんとくっついてくれたし、夏にはたくさんの葉もつけてくれました。

桑苗の作り方はいろいろあるけど、この方が一番だって農家のおっちゃん達は教えてくれます。根っこと枝のそれぞれの良いとこ取りした苗をつくれるっぽい。

養蚕を新たに始めてみて、お蚕は年に最大5回育てて経験を積むことができるけど、桑は成長に時間がかかるので、どうしても理解が足りないところが多い。桑づくりについてはこれからもちょっとずつ勉強していきます。

苗づくりに失敗している例
苗づくりに失敗している例
切ってしまったのだけど、1番左が接木した枝です。右側の3~4本の太いものは実生から伸びた枝。せっかく接木したのに、そちらより実生の方が大きく育ってしまいました。このままでは良い桑にはならないので、この桑は失敗です。

実生から伸びた枝を切って接木を活かせばよかったけど、勢い余って切ってしまった。

15本ずつに束ねた桑の苗木
15本ずつに束ねた桑の苗木
掘り起こした桑は、根っこを整理して15本ずつに束ねておきます。
スコップで傷ついた根っことか伸びすぎてる根っこをハサミで切り落としました。

自分が思ったより、バッサバッサと根っこを切り落としたイメージ。

寒いと思ったら、土が凍ってました。
寒いと思ったら、土が凍ってました。
いつものように足袋で作業してたら、足がものすごい寒い!昼間なのに日陰は霜がおりたままです。こりゃ寒いわけだ。

みんなでそろってお茶休憩
みんなでそろってお茶休憩
農家のおっちゃん達と作業してると、かならず10時休憩、昼休憩15時休憩が入ります。(時期や当日の作業によって時間はマチマチだけど。)
やっぱり体を動かす仕事は定期的に休憩をしないと、、、翌日に響きます。

今日のおやつは富岡の上高尾にある関製菓店さんのお饅頭。味噌餡がおいしいでした。

苗を日当たりの良いところに仮伏せ
苗を日当たりの良いところに仮伏せ
束ねた桑苗は、お彼岸くらいまで日当たりの良いところに仮伏せしておきます。
穴を掘るのが結構な重労働でした。ひたすらスコップだったので手のひらが痛い。

約2000本を仮伏せしました。
約2000本の桑苗ができましたー。
約1反弱くらいの面積があるのでしょうか?1日仕事で約2000本の桑苗ができました。
根っこが乾かないように仮伏せして、お彼岸に苗木として旅立つのを待ちます。

実は、仮伏せしないで3月まで植えたままでもよかったらしいのだけど、この時期にやるにはいろいろ事情があるようです。

春先は何かと忙しい。

暖かくなってくるとオンシーズンに向けた仕事が山のようにあります。
逆にこの時期は少し落ち着いているので、作業量おおいものも対応可能。
今日も10人で作業して1日仕事で2000本の苗をつくりました。
この時期にやれる仕事は、みんなで力を合わせて作業しましょう。

春先は霜が降りて土が硬い。

今回はサクサクと掘ることができましたが、これからの時期は土に霜が降りて硬くなります。忙しい上に作業が大変になったら大変!


とゆーことで、人手があって、作業も簡単なこの時期にこの作業をするみたいです。
ちなみにこの時期に桑の植え替えをしても、問題はないみたいです。

実は日曜日にも同じ作業をやりましたー!
日曜日にも違う畑で同じ作業を。4畝くらいの面積で1000本弱!
天気がよくて、みんなでワイワイ作業することができました〜。

まとめ

今日は蚕桑研究会の桑苗づくりに参加してきました。
自分として、桑づくりについては理解が乏しいのでとても勉強になりました。

春には自分も桑を植えたいのだけど、、、桑苗が手に入ればですね。
やはり自分で作業しないと覚えられないので。

0 件のコメント :